渋谷「マミドバーガー」

 仕事の都合で渋谷に寄る機会が多いのですが、駅前という好立地に店はあるのに、テレビで見るまでその存在を知らなかった「マミドバーガー」を食べてみました。

 渋谷のお店には食べる席がないので、品川駅で電車を待つ間、ホームのベンチに座って食べることにしました。保冷剤を頼んで自宅まで持って帰っても良かったのですが、まあ1つだけだし食べ歩きも悪くないんじゃないかと。

 側面はこんな感じ。スフレのようなパンズやパティの替わりのチョコレートムース、ケチャップに見立てたベリーソースなどなかなか芸が細かい。眺めていても仕方ないので早速食べてみることにしました。

 一口食べて思ったのは、甘ったるい。スフレは軽い食感で非常に食べやすいのに、チョコレートムースの甘さがしつこいぐらいに口に残ります。1つ食べ終わる頃には甘党の僕でも気分が悪くなりました。さらに言うならアクセントのベリーソースも、ピクルスに見立てて入っているキウイフルーツも、この甘さに完全に負けてしまって意味がない状態。
 そもそもチョコレートムースがこんなに分厚い必要性がどこにあったのかなあと。3分の1ぐらいの厚さにして、フルーツの量を増やし、スイーツとしてのバランスを取った方が良かったんじゃないかなあって気がします。「チョコチップが入って食感も○」って書いてあるけど、分厚いから食感の良さがまったくでていないし。
 さらに言うなら1つ390円という価格もいただけない。これだけの金額を出すなら、普通にケーキ屋に行ってもう少しお金を出してでも美味しいスイーツを食べた方がマシです。ファーストフードスイーツというぐらいなら、気軽に食べられるようにコストパフォーマンスも考えた方がいいのではないかと。

 というわけでブログ始まって以来初めてのことですが、オススメはしません。渋谷に行った際の話のネタ程度に食べるなら、まあ……。

マミドバーガー (渋谷に店舗あり、Webでの購入も可能)